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2021年11月に91歳で逝去した彫刻家・掛井五郎。従来の技法にとらわれないその大胆で奔放な作風は、その時々で濃厚なインパクトを視る者に与え続け、国内各地のパブリックアートをはじめとする立体作品やドローイング、版画、ガラス作品など膨大な数の作品を残した。本書は、これまでにほとんど語られることのなかった掛井氏の素顔に迫る散文集。各章の合間には、本人の版画作品10点が挿画として収録され、「パピエ・コレ(紙のコラージュ)の趣き」(版元インフォメーションより)を持つ一冊にもなっている。袋とじを使った製本やざらっとした紙の質感など、POSTALCO(ポスタルコ)のエーブルソン友理氏が手がけたブックデザインも魅力的。
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