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1963年(昭和38年)の初版刊行より現在にいたるまで版を重ね続けるフードエッセイのマスターピース。著者がシャンソン歌手として滞在していた50年代のパリを舞台に、作り、食べ、感じた食の記録が軽快な文体で綴られている。誌面から香り立つような料理の描写は、洋風家庭料理のレシピ本としての側面も併せ持っており、「バタ」「ブドー酒」といった古めかしい言葉遣いは、フランス映画のノスタルジックな映像美を思い起こさせる。出版当時の『暮しの手帖』編集長、花森安治が装幀を手がけている。
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成功! ショッピングを続ける / カート .