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柳本史氏の版画と外間隆史氏の文による共作絵本。雨の降る日が好きな老犬とペンキ職人の青年が交わす、親密であたたかな心の会話が綴る物語。随所に挿入される音楽や文学にまつわる固有名詞が作品により深い奥行きを与えている。雨音や雨粒の情景が愛おしくなる一冊。
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