• 当店での中古商品メンテナンスについて

    当店での中古商品メンテナンスについて
    特に際立ったことはしていないのですが、時節柄、気になる方もいらっしゃると思いますので、当店の中古商品に対するメンテナンス方法をご紹介いたします。
    使用グッズは写真のとおり。
    ディスクやジャケットの取り扱いは、貴金属の検品などに使用する手袋を着用して行います。
    替えが4双ほどありますので、手洗い洗濯をしつつ、ローテーションさせています。

    レコードスリーブのクリーニングにはウェットティッシュを使用します。
    元々は除菌効果のあるウェットシートを使っていましたが、最近は品薄で入手できなくなってしまったため、中性台所洗剤を水でかなり薄めた液を使用し、殺菌効果を代用させています。
    最初に、洗剤液を染みこませたシートでジャケットの表面を軽くふき取り、次に普通のウェットシートで軽く水拭き、さらに乾いた不織布でふき取り、という一連の流れを、水分が紙に染みこまないように素早く行います。
    ただし、コーティングされていないマットな紙質のスリーブは水分厳禁となりますので、表面を乾いたマイクロファイバークロスで拭く程度のメンテナンスにとどめます。
    また、スポット的に消しゴムを使用して汚れを落とす場合もあります。
    カバーアートの色合いに影響がないよう慎重に作業を行い、クリーニングの深追いはしないよう心がけています。
    盤面メンテナンスは、現時点では、ディスクユニオンさんの「レコクロス」(不織布)と「レコクリン」(クリーナー液)を使用しています。
    新品同様品など状態の良いものに対しては、状態保持のため、あえてこれらを使わない場合もあります。
    試聴音源の録音の際は、再生の直前にナガオカさんの定番スプレー「クリアトーン558」を使用し、同じく定番のクリーナー「ARGENTO 113」で拭き上げます。
    これは表面の埃と静電気により発生しやすいチリノイズを抑えるための対策です。
    盤面の反りに対しましては、現時点では当所内で修復を行う有効な手だてがありません。
    鑑賞に支障をきたすレベルのひどい反りがある場合は出品を見送る、という方針で当面はやってまいります。
    以上、おおよそはこんなところなのですが、今後もより良いメンテナンス方法があれば積極的に導入していきたいと考えています。
    しかし、あまりにも手の込んだ作業を行ったり、特別な機材や溶剤を使用したりすると、今度は売価にも影響してまいりますので、そのあたりはバランスを見つつ、といった感じです。
    いずれにしましても、基本的指針としましては、レコードを安心して楽しんでいただくために、あたりまえのメンテナンスを丁寧に行う、といったことに尽きるかと思います。
    各商品の試聴音源や状態説明は以上のメンテナンスを経たうえでのものとなります。
    今後の購入ご検討の際の参考となりましたら幸いです。