独ベルリンのピアニスト／コンポーザー、ヘニング・シュミートの2022年作品。
木、馬、機関車、城の積み木を思うままに並べ、眺め、自分だけの小さな街を作ることに夢中になって遊んだ幼い頃の記憶が制作の起点になったという本作。
シンプルなタイトルを掲げた愛らしい15のピアノ小品は、まさにひとつひとつがカラフルな積み木の1ピースのよう。整然と並ぶ楽曲たちが互いに作用し、自由でノスタルジックな想像世界を呼び起こす、箱庭のように美しいコンセプトアルバム。

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